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タンザニア援助プログラム


■教育とは、今ある自分を、次のステップに連れて行ってくれるもの

ヒューマンスキル・アカデミーでは、毎年タンザニアのニャンブリ村とニャンブリ小学校に訪れて、子供たちの教育への援助を行っています。 このプログラムに参加され、ニャンブリの子供たちと接した人は、「教育の原点」というものに触れ、それに貢献したいと切に思うようになるようです。 この活動は、田中ちひろとタンザニア人のポールが始めたものです。 ポールと初めて出会ったのは、16年前にタンザニアに旅行に行ったときでした。 当時のタンザニアは観光客もわずかで、したがって、数少ないロッジとテントを半々 の割合で泊まりながら、現地のガイド兼ジープのドライバーとコックとともに果てしないサバンナを行く旅をするしかなかったのですが、その時コックとして同行してくれたのがポールでした。ポールは、一般のアフリカ人のイメージとは違って、とても シャイで責任感の強い青年でした。

旅が後半になったある日、ポールはマラリアの発作を起こします。すぐに病院に行って注射をしてもらえば熱は下がりますが、サバンナの真ん中ではそれもできず、彼は40度を超える熱でふらふらでしたが、それでも私たちの料理は自分がするのだと譲りませんでした。確かに、彼が料理をしたものでは決しておなかを壊さなかったのです。(今ではタンザニアの衛生状態はよくなりおなかを壊すことはなくなりましたが 、当時の状況はまだかなり悪かったのです。)そのプロ意識と責任感の強さに感動した私たちは、そんなポールの姿に感動し、ポールに尋ねたのです、ポールの夢はなにかと。

ポールはその問いに対して「僕はもっと勉強したかった」と答えたのです。 その後、私たちのわずかな資金で正式にコックの資格を取ったポールは、その後自分でお金を貯めて学校に行き、ガイドの資格を取り、そのあとは、観光客にきちんとアフリカや世界の経済や環境問題を話し合えるようになりたいと大学まで卒業しました。 そんなポールが言います。

「一生懸命勉強すれば、夢は必ず実現するということを子供たちに伝えたい。そして 同時に、このタンザニアの自然や動物たちを守ることの大切さをしっかり彼らに教えたい」と。 ポールのこの想いと、私の想い、「受験に失敗したり、うまくいかないことが起こった時、絶望してしまう日本の子供たちにもっと世界は広いことを伝えたい。どんな人にも必要とされる場所は必ずあって、あなたらしく生きていけばいいということを肌で感じてほしい。また忙しい日常のストレスに悩まされている大人たちにも、太古か ら繰り広げられている「生のドラマ」を目の当たりにして、生きることのすばらしさ を肌で感じてほしい」が一つになって、この活動が生まれたのです。 ニャンブリの学校へ行くと、何も持たない子供たちが、好奇心で目をキラキラさせて、心からの歓迎を歌やダンスで表現してくれます。 彼らにとって教育とは「今ある自分を次のステップに連れて行ってくれるもの」なのです。

この活動を始めたころは、教科書やノートというものすら見たこともなかった子供たちでしたが、今では教科書を使って学び、昨年は9割以上の子供たちが無事進級テストに合格しました。

■大切にしていること

この活動にはもうひとつ私たちが大切にしていることがあります。 何らかの貢献、寄付をしてくださる方は、可能な限り、一度は現地に訪れて、ご自分の寄付したお金が、実際にどう使われて誰に届いているのかを目にしてほしいのです。 相手に会って喜んでもらっている姿を見ることで、私たちは実際に与えるより多くを受け取ります。

また受け取る側も、勝手にお金が送られてくるのではなく、自分と同じ生身に人間が、何かに使う代わりに自分たちのことを考えてくれたと知り、その相手に実際に会うことで、送った物をより大切に使ってくれ、また将来困っている人がいれば、自分も 何かできることはないかと考えるようになります。

まだまだやらなければならないことは山済みです。ニャンブリの村の教育委員会や大人たちともそういう問題を話し合います。また教育の問題は、当然教育を受けた子供 たちの将来の問題と密接にかかわっていますので、今後は仕事を作り出すことも視野に入れなくてはなりません。

このプロジェクトに共鳴していただける方々の知恵と行動力とそして想いに期待して います。ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。


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